(答え...実際に図を描きながらためして下さい)
まず、一階にいるあいだにケーブルにA、B、C、D、E、F、Gとラベルを貼っておきます。そして、BとC、DとE、FとGを導線でつないでおきます。Aだけはそのままです。
この状態で2階に行きます。テスターで導通を調べると一本だけ導通がないケーブルが見つかります。それはAです。そのケーブルに1とラベルを貼ります。これでA=1という対応がつきました。
次に(まだ2階にいます)任意の1本に2とラベルをつけます。その2と導通があるケーブルを探して3とラベルをつけます。残りの任意の1本のケーブルにラベル4をつけます。この4と導通があるケーブルを探して5というラベルとつけます。残っている2本は導通がありますので、それぞれ6,7というラベルを貼ります。つまり導通がある組み合わせ(ペア)は(2,3)(4,5)(6,7)となっています。これらは一階でつなげてある(B、C)(D、E)(F、G)のどれかのペアと対応していることになります。そして、1と2,3と4,5と6をそれぞれ導線で結びます(この操作がこのパズルのキモなのです)。その後1階に降ります。
一階では先程結んだ導線を外します(ラベルはそのままにしておきます)。A(=1)と導通があるケーブルを探します。例えばDとしましょう。それが2です(さきほど2階で1と2をつなげたので)。これで(2,3)のペアと(D、E)のペアが対応していることが分かったのです。ですから(先程Dとつながっていた)Eが3です。Eと導通があるケーブルを探します。例えばBだとします。それが4です(さきほど2階で3と4をつなげたので)。BとペアだったCは5です。今度はCと導通があるケーブルを探します。それが6です。残りのケーブルは当然7になります。
つまりこの方法だと7本に限らず奇数の本数なら(たとえ95本でも)1往復するだけで対応付けが可能になります。